宇部興産株式会社(社長:山本謙)は、宇部伊佐鉱山(山口県美祢市)で4番目の鉱区となる金山鉱区からの出鉱を開始しましたのでお知らせいたします。
宇部伊佐鉱山は宇部興産グループの建設資材事業の中核である伊佐セメント工場に隣接しており、セメントなどの原料となる石灰石の採掘を行っております。宇部興産は1946年9月、伊佐採掘所(伊佐鉱区)を発足させたのを皮切りに、丸山鉱区(1973年)、雨乞鉱区(1982年)と開発を進め、合わせて年間約800万トンの石灰石を採掘しています。
金山鉱区は2010年より開発工事に着手し、石灰石運搬道路の造成をはじめとした諸施設の設置など準備を進めてまいりましたが、このたび工事が完了。関係者の参列のもと、11月4日に出鉱式と安全祈願祭を執り行いました。
金山鉱区の出鉱開始は、国内における石灰石資源のさらなる安定供給や、宇部興産グループの建設資材事業の基盤強化につながるものです。操業にあたっては、これまで以上に地域との共生を念頭に、周辺環境に最大限配慮してまいります。