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泉原雅人社長 2022年度入社式挨拶(要旨)

2022年4月1日

皆さん、UBE株式会社第一期生としての入社、おめでとうございます。
本日、47名の新入社員の皆さんを迎えることができましたことを、大変嬉しく思います。

当社は120年を超える歴史を持つ会社ですが、今、大きな転換点を迎えています。
今日からセメント事業はUBE三菱セメント株式会社に移管され、当社本体は宇部興産株式会社からUBE株式会社へ社名変更し、化学事業の会社として再スタートしました。

経営体制は事業環境に応じて変えていきますが、当社の経営の根底にあるものは変わりません。「共存同栄」と「有限の鉱業から無限の工業へ」という創業の精神の下、長い歴史の中で培ってきたモノづくりの技術を活かし、社会に必要とされている価値を、社会が求める安全で環境負荷の少ない方法で創り出し、常に人々に提供していくことがわれわれの使命であり、当社のパーパスです。

今後われわれは2030年に向け、今や人類共通の課題となった地球環境問題の解決を図りながら、人々の生命と健康、そして未来へとつながる豊かな社会に貢献するスペシャリティ化学の会社を目指します。

皆さんは、これから担当する自分の仕事が、このような創業の精神や当社のパーパスの中で、どのように位置付けられるか、常に問うてみる習慣をつけてほしいと思います。仕事に慣れてきたら、常に当社のパーパスに照らし合わせてその仕事の意義を確認し、新たな価値を付け加えるにはどうすればいいか、自分なりに考えるようにして下さい。
会社の進む方向とベクトルを合わせることにより、常に自らの成長を会社の成長と結びつけることができ、一層のやりがいを感じられるようになるはずです。

変化の激しい今の時代、当社がスペシャリティ化学を中心に成長を図っていくためには、様々な価値観のぶつかり合いから生まれるイノベィティブな組織風土が欠かせません。われわれは多様な才能を活かし、多様な働き方が出来る仕組みを整えていきますので、皆さんには幅広い経験を積み重ねて、長い目で見たキャリア形成を図ってほしいと思います。

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