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家族総出でサクランボ狩りを楽しんだ話 - USA -

No.488/2018.08
ナイロン営業部/ 谷口 佳惟
画:クロイワ カズ

米国・ミシガン州のノバイに駐在していました。ノバイはデトロイトから北西に40㎞。人口50,000人の快適な町です。現在、デトロイト地区には約6,500人の日本人が居住していますが、その内3,000人近くはノバイに住んでいます。ノバイから少し西北に行くと、そこはもう大自然。ミシガンには果物のなる木がたくさんあります。初夏は果物狩りのシーズン。中でも「チェリー・ピック」と呼ばれるサクランボ狩りは有名です。

去年の7月、日本から妻の両親と私の両親、4人がやってきました。私たち夫婦と6人がバンに乗りこみ、早速、チェリー・ピックに出かけました。ノバイから北へ30分も走れば各所に農園があります。その中のひとつに車を停めました。

こちらの農園では入場料は要りません。農園で収穫したチェリーは料金を払って持ち帰ります。土地の人は、もっぱらジャムやケーキの材料にするため大量に持ち帰りますが、我々は食べるのが目的。太陽を浴びて、たわわになるチェリーを手当たり次第に摘まんでは食べる。とても美味しいです。2時間ほどかけて、夕食が要らないくらいタラフク食べ、近所へのお土産に1㎏ほどをポリ袋に入れて持ち帰りました。料金は1,000円足らず。とても安い! 何だか悪いような気分です。

折角のアメリカ旅行なので、1週間の滞在中に他の観光地にも案内しました。一生の想い出にと、ナイアガラ瀑布にも行きました。「凄いね!」を連発。その迫力に大いに感激した様子でした。

帰国の日、飛行場まで行く車の中で滞在中の話に花が咲きました。「やはり、ナイアガラが1番良かった?」と訊くと、「チェリー・ピック!」。即座に4人から同じ答えが帰ってきました。