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大型電動射出成形機「1600emⅢ」を販売開始

2021年11月30日

宇部興産グループにおける機械事業の中核会社・宇部興産機械株式会社(社長:宮内浩典。以下「宇部興産機械」)は、カーボンニュートラルに貢献する業界トップクラスの省エネ性能と、省スペース・低床化を実現した射出成形機emⅢ(イーエムスリー)シリーズに、型締力1,600トンサイズの大型機を開発し、販売開始しました。

emⅢシリーズは型締構造が2プラテン式の電動射出成形機で、2020年1月の販売開始以来、国内外のお客様からご好評をいただいております。これまでの型締力1,050トン、1,300トンに加えて、さらに大型の1,600トンへラインナップを拡充しました。emⅢシリーズの優れた特長により、自動車、二輪、家電、産業資材、住宅設備など、幅広い業種のお客様の生産活動により一層貢献してまいります。

emⅢシリーズ(1050、1300、1600トン)の特長

1. カーボンニュートラルに貢献する省エネ性能の実現と水溶性塗料採用による環境負荷低減

消費電力や機械質量を従来の電動成形機より当社比20%以上低減。作動油量やグリス消費量も減り、ランニングコストの低減、輸送・設置におけるCO2削減にも配慮しています。
また、VOC排出削減可能な環境に優しい水溶性塗料を採用しました。

2. 業界最速のドライサイクル

ドライサイクルを従来の電動成形機より当社比30%短縮し、業界最速を実現しました。ハイサイクル成形により生産性向上に貢献します。

3. コンパクトな機長

省スペース性が特長の2プラテン機において、emⅢはさらにマシン全長を短縮。業界最小クラスで設置スペースの確保がしやすく、工場内のレイアウトがより検討しやすくなります。

4. アクセスしやすい低床設計

マシンの高さを下げ、従来は必要だった作業床を不要にしました。操作盤、型盤内へ簡単にアクセスでき、作業性・メンテナンス性がアップしました。

5. IoT対応のMAC-IX制御装置

MAC-IX制御装置を標準搭載し、独立2画面の抜群の操作性、カード・セキュリティ機能を向上。IoTソリューションの工場監視、稼働実績、アラーム履歴、品質管理、品質分析に対応します(オプション)。

※写真は1300emⅢ(1600emⅢは製造中)

宇部興産機械の概要

名称 宇部興産機械株式会社
所在地 山口県宇部市大字小串字沖ノ山1980番地
代表 代表取締役社長 宮内浩典
事業内容 ダイカストマシン、押出プレス、射出成形機、窯業機、化学機器、粉砕機、運搬機、除塵装置、
橋梁、水門、鋼構造物、その他産業用機械の製造・販売・サービス及びメンテナンス
資本金 6,700百万円
設立 1999年9月
出資比率 宇部興産(株)100%
従業員数 1,183人(2021年11月1日現在)

お問い合わせ先

  • 宇部興産機械株式会社
  • 総務部     TEL:0836-22-6465
  • 射出成形企画部 TEL:052-618-6080