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第14回宇部興産グループ チャリティーコンサート

2021年の公演は、若手として注目を集めている横山 奏さんの指揮、ソリストとして日本を代表する宮田 大さんのチェロ、日本フィルハーモニー交響楽団の管弦楽により、ドヴォルザークのチェロ協奏曲と交響曲第九番「新世界より」をお届けしました。冒頭、横山さんから「コロナ禍の雪解けが見えてきた。素晴らしい演奏を届けたい」とご挨拶があり、曲目解説には手話通訳を実施しました。宮田さんのチェロは、オーケストラの演奏に導かれて語りかけるように響き、ドヴォルザークの声を会場に届けるようでした。横山さん指揮による「新世界より」は、若々しい輝きと同時に作曲者への尊敬の思いが伝わってくる演奏で、聴衆を魅了しました。

チェロ協奏曲演奏後のアンコールは希少ですが、ソリストから宮沢賢治作曲の「星めぐりの歌」が演じられ、演奏会プログラム終了後には「スラブ舞曲第10番」のアンコール演奏で会場は心温まる音色に包まれました。なお、病院での木管五重奏「ふれあいコンサート」は12月に東京で収録された映像で開催され、宇部市中学校吹奏楽部への「音楽クリニック(主催:(公財)渡辺翁記念文化協会)」は2月からリモートレッスンで行いました。

本公演
チェロ 宮田大さん
ふれあいコンサート(収録)@ソフィアザール バロック(東京都)
チラシ
プログラム